在宅医療廃棄物の適正処理について
会員薬局各位
日頃より当会運営にご協力頂きありがとうございます。
県央保健所管内において、在宅医療廃棄物の不法投棄が疑われる事案が発生し、市町と共同して回収等の対応が行われました。
在宅医療廃棄物は感染性一般廃棄物に該当しますが、管内市町では処理困難物として回収していない場合もあるため、回収を実施されている薬局におかれては引き続き回収へのご協力をいただくとともに、患者に対して在宅医療廃棄物の適切な廃棄を指導していただきますようお願いいたします。
記
県央保健所管内で発生した事案
⑴ 腹膜透析(CAPD)バッグの道路端への投棄
⑵ インスリンの針の投棄及び針を回収しようとした周辺住民の針刺し事故
以上
<案内文書はこちらの通り>
(参考資料)
「在宅医療廃棄物の取扱いガイド」(日本医師会) [PDF]
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>諫早市 「ごみの分け方・出し方」
- 在宅医療の廃棄物について
注射針のような鋭利なものまたは血液が付着したものは、ごみ収集やごみ処理施設での作業の際、感染症の危険性がありますので、ごみとして排出しないでください。在宅医療で排出される廃棄物は、適正な処理が必要ですので、かかりつけの医療機関や薬局に直接ご相談ください。
https://www.city.isahaya.nagasaki.jp/soshiki/38/1797.html
※市役所からはこのように案内されています。
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廃棄物の処理方法
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CAPD バック
・「Ⅰ. 鋭利でないもの」に該当するため、衛生的な処理をした上で、回収に出してください。
残液を捨て、小さなポリ袋に入れて縛ったものを、指定袋に入れて、回収に出してください。
散逸しないように、ご配慮ください。
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インスリンの針
・「Ⅱ. 鋭利であるが安全な仕組みのもの」(針ケースを使用するため)に該当するため、下記の通り安全で衛生的な処理をした上で、指定袋に入れて、回収に出すように患者様に説明、または、薬局などでの回収でのご対応をお願いします。
☑︎針ケースを付け
☑︎固い容器に入れる(ペットボトルの容器の場合、柔らかくないもの)
※缶には入れない(リサイクル対象に入ってしまうため)
☑︎小さい袋に入れた上で、指定袋に入れる
参考)日本糖尿病協会医薬品・医療機器等適正化委員会 >廃棄物の適正処理啓発
https://www.nittokyo.or.jp/modules/doctor/index.php?content_id=38
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詳細は、在宅医療廃棄物の取り扱いガイドをご確認ください。
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(追記)
諫早市では、「処理場で作業員が手で分別しているため、感染性のあるものは、すべて感染性廃棄物としての処理をお願いしています」とのことです。
一般廃棄物として処分されないよう、改めて、患者様へのご指導、よろしくお願いいたします。